偶像崇拝

ジャニヲタが自分語りするだけ。自己満吐き溜め。

大橋和也さんから抜け出せないオタクの話①

「瞬きが終わる頃僕だけの君でいてね」

この歌詞を歌う自担の姿を私は一生忘れることは無いだろう。




タイトルからお察しの通り、大橋和也さんという神の子に出会ってしまい、これからの人生が変わってしまうのを感じたオタクが彼との出会いや色々な事を語りたくなって初めてブログを書いてみた。

これから大橋さんを応援していくと決めた中、彼との出会いを覚えているうちに書き記したかったのだ。

死ぬほど長ったらしい自分語りなので、暇で暇で死にそうな方だけ読むことをおすすめする。

関ジュド新規の勉強中の身なので、お手柔らかに…間違えてることなどはご指摘いただきたい。



まず軽く自己紹介をするなら、大橋和也さんと出会う前から3年ほどHey! Say! JUMPの知念侑李さんのオタクをしていた。(現在も掛け持ちしている。)

ジャニヲタとしての歴はまだまだ浅い方だ。


JUMP担をしながら雑誌や番組などで知った他のグループの中でゆるく好きなメンバーはいたが、ずっと現場はJUMPしか行かないし、CDや写真を買うほどハマったりはしていなかった。


ちなみにJr.には微塵の興味もなかった。
いわばJUMP一筋!なオタクだった。

知念さんを心から崇拝していたし、JUMPが世界一のアイドルと思っていた。(まあ今もそうである)

JUMP以外の現場は行くことはないだろうと思っていた。





去年の夏までは。






なぜそんな私がなにわ男子、大橋和也さんにハマってしまったのか。

遡ること2019年の2月。
Twitterである動画を見かけた。

なにわ男子がミュージックフェアに出演し、ダイヤモンドスマイルを歌った動画である。

なぜそのツイートが回ってきたのかは記憶にないが、なにわ男子というグループが出来たことは知っていたので、なんとなく見てみた。



「やばい、これ以上知ってはいけない。」




彼らのパフォーマンスを見た第1の感想がこれである。やばい、絶対ハマる、絶対好きなやつ。だってこんなキラキラアイドル私が嫌いなはずはない。


でもこの子達にハマることによってJUMPのことを好きじゃなくなる日が来るかもしれない、という考えがよぎった。


私は一点集中型のオタクなので、当時は掛け持ちなんて自分には無理だと思っていた。


ずっとJUMPに、知念さんに執着していたくて新しいものに触れるのをずっと拒否していた。(昔からアニオタもやっていたが、三次元の推しは知念さんだけだったので、知念さん1人をずっと大切にしたかったのだ。)


まあ簡単に言うと担降りを恐れていたのである。


だからこれ以上は見てはいけないと本能的に悟ったので、そこでストップして私がその動画をもう一度見ることはなかったし、なにわ男子という名前も特に記憶に残すことはなかった。
(今思えば何故この時にハマらなかったのか心底疑問である。)



そして時は流れ、なにわ男子という名前すらも忘れかけていた春。

4月にJUMPの薮宏太さん主演ミュージカル「ハル」を観劇しに行った。

大体ジャニーズ主演の舞台やミュージカルの会場では、同じジャニーズタレントが出演する舞台やミュージカルのフライヤーが置いている。オタクはみんなそれを持ち帰る。
私も友達の担当のフライヤーがないかとさっと見ていたところ、ひとつ何故か目についたフライヤーがあった。


それは、ミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣〜」のフライヤーだった。


なぜそれが目に付いたのかはわからない。
なぜかそのフライヤーに印刷されている2人が、妙に気になったのだ。
1枚手に取ってみて、「あ、この人かっこいいな。」と思った人がいた。




それが、
大橋和也さん」だということは当時の私には知る由もなかった。




手に取ったものの、そのフライヤーは人気のようでオタクたちがこぞって持って行っていたので担当さんに譲ろうとフライヤーは棚に戻した。(なんで持って帰らなかったのか、めちゃくちゃ後悔である。)

出演者の名前も見ずに戻したので、私の記憶の中から「よくわからないミュージカルのフライヤーのかっこいい人」はすぐにいなくなった。(というか、ジャニーズだということも当時は知らなかった。)




そしてまたまた時は流れ、夏。

初夏からHey! Say! JUMP界隈が荒れていた。

まさかの夏のアリーナツアー中止。「最初からなかった」のではなく「中止」。
その理由も「ファンマナーが改善されないから。」
昨年のアリーナ、ドームツアーで1部迷惑な人間たちの出待ち等で公共交通機関や一般の方に被害が及び、なんとメンバー本人たちからコンサート中に注意されるほど酷い有様だった。
まあ簡単に説明すると理由は「そういうこと」になっている。

当時の私としては自分たちはルールを守り健全にライブに参加しているのに楽しみの場を奪われた、メンバーは何も悪くないのにネットニュースでは晒しあげのような目にあっている。
なにもかもが嫌になった。1部のJUMP担の事が嫌いすぎて担降りまで考えた。(さっき担降りを恐れていたのであるとか言ってたのにな)
挙句の果てに台湾でのコンサート。めでたい事なのだが、素直に喜べるはずがない。

ライブを楽しみにしてそのために頑張って生きているオタクにとって、生きる希望を取り上げられるのも同然の仕打ちだった。
そして荒れに荒れるオタクたち。なんだかHey! Say! JUMPのオタクでいるのが辛くなってしまったのだ。

※ここで言っておきたいのが決して彼らを貶めるために言っているのではなく、素直なその時の感情を語っている。大橋さんについて語る記事なのにJUMPの話を持ち込んでしまい、嫌な気分にさせたら申し訳ない。

なので、この時はJUMPから少し距離を取っていた。
特に現場もなく、JUMPから離れた分はアニオタとして日々を楽しんでいた。



そんな心にぽっかり穴が空いた夏、同じくJUMP担で私をジャニヲタにした張本人の親友が、「なにわ男子」の話をしてくるようになった。

彼女は現場に行くのはJUMPのみであったが、NEWSなど他のグループの茶の間ファンもしていた。ので、彼女がほかのグループの話をしてくるのは日常茶飯事だったので特に気にせず「へぇー」という感じで聞き流していた。

しかし彼女の様子がおかしい。いつもの語り方より熱がある。やたら熱心に写真を送ってきたり、曲を紹介してくる。
そんなこんなで、彼女にメンバー全員のプロフィールまで見せられ気がつけばただの「語り」から「布教」になっていたのだ。

「絶対あんたも好きやでこの子ら!」

そんなことを長年の幼なじみから言われたら…もう10年以上の付き合いなのでお互いの趣味嗜好は知り尽くしている。

だが前述の通り、私はJUMP以外にはハマれる気がしていなかったのでまあそこまで言うなら…と重い腰を持ち上げて彼らに触れてみることにした。

元々、JUMP担の中でも有名なみっちー(強火JUMP担)、雑誌で見た事がある流星くん、朝ドラで知っていた西畑さんぐらいしか名前も顔も知らなかった。
丈くん、長尾くんと恭平ちゃんは何故か名前だけ知っていた。 雑誌で見た事があって名前にインパクトがあるから覚えてたのかな。



そう、大橋和也さんだけ知らなかったのである。




そんなこんなで、その親友の家で彼らなにわ男子が出演しているテレビあれこれの録画を見せてもらうことになった。

言わば「強制布教プログラム」を見せられた。



まあ、そりゃぁ落ちる。



だがなんとびっくり、私はその丸一日かけたなにわ男子強制布教プログラムを受けても「大橋和也」という名前とあのベリーキュートなお顔を覚えられなかったのである。
本当に何故。

帰宅し、親友に「みっちーか長尾くんが好きかな♪」みたいなLINEを送ったのを覚えている。お前まじかよ。

まあでも元々私が好きなタイプの顔はその2人である。めっちゃかわいい、めっちゃ顔がいい。高校生、若い。
当の未来の自担はえっと…この緑の子はリーダー?名前なんだっけ…という有様である。

こんな状態から何故大橋和也という沼に転がり落ちたのか、本当に疑問であると思う。
私も正直何故だかよくわかっていない。

その強制布教プログラムから数日後、ザ少年倶楽部in大阪が放送された。

これも見ろ!!!と念を押されたのでなんとなくなにわの推しも定めようと大勢いる関西ジャニーズJr.の中で踊るなにわ男子のみんなをひとりひとりちゃんと見てみた。



やっと、大橋和也さんの魅力に気づいた。

この時に、落ちたのである。



え、今!?というタイミングだが本当にその時であった。

端っこでも、カメラから遠くても、彼はずっと笑顔。
しかし、彼が踊りながら歌いながら浮かべるその笑顔は何故だか儚くて切なくなる笑顔だった。
私には、その笑顔がカメラ越しに何かを訴えてきているような気がした。

とにかく、やばい。やばいったらやばい。
何故このタイミングで気づいたのかわからなかったが、おそらく大勢の中で踊っている彼を見るのがこの時初めてだったからかもしれない。

なかなかこんなに一分一秒ずっと笑顔なアイドルいない。なんなんだこの子は。
この時やっと大橋さんの名前と顔を覚えることができた。

大橋さんの笑顔は私の心臓を鷲掴みにして離してくれなかった。目で追ってしまう。
見ていると泣きそうになるし胸が苦しい。恋かな?(やめてくれ)

当時のツイートがこちら

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いやめっちゃ気楽にはっすんとか呼ぶやん。
いまはそんなに気楽に呼べない。
てかめっちゃ悠長に呟いてるけどお前その後めちゃくちゃ大橋さんこじらせることになるからな。

と、いうわけで笑顔にやられたのだが、この時初めてオリジナル曲「アオハル(以下略)」を聞くことになる。大橋さんのソロパートも真面目に聞いた。

「永遠の愛はここにある」

なんて素晴らしい歌詞なんだ。
そして彼の青空を突き抜けるような綺麗な声
。スポットライトよりもキラキラ輝く瞳。しなやかで華麗なダンス。

もう完全に「落ちた」のである。

すぐさま親友に報告し、この日から私は大橋担になったのであった。

ジャニヲタ心にぽっかり空いていた穴はすぐさま大橋さんへの気持ちで埋まるどころか溢れていた。

なぜこの日まで気づけなかったのか、なぜこの日に彼に全てを奪われたのか、本当にわからない。
しかし推しに出会うタイミングは運命なのだと思っている。きっとこのタイミングがそうだったのだろう。
たしか知念さんは一瞬で即落ちだったのに対し、大橋さんは縁が巡り巡って満を持して、という感じである。そういうことだとおもう。なんか特別感あってよくない??

それから、色々な事を調べるうちにあの時のフライヤーの彼が大橋さんだと言うことを知る。

嘘だろ!?!?あの時のかっこいい人だったんか!?!?

はっきり言って、やっぱり運命ってあるんだなと思った。最近出会ったようでずっと前からもう出会っていたのだ。
こ〜れ〜は運命的な恋煩い♪なのだ。(?)

リューン。知った時には既に千穐楽を迎えてしまっていた。
これは余談?だが私は死ぬまでにリューンを見ないと死んでも死にきれない。だがミュージカルの再再演なんぞ滅多にない。
しかもこれから彼らはもっと忙しくなるだろう。
リューン・ダイ……1度は会ってみたかった。私と大橋さんを繋いでくれたのはまさしく彼なのだ。

たしかストーリーでは大橋さん演じるリューン・ダイが滅びの剣?を手に入れ村の皆を皆殺しにしてしまうそうな。は????性癖ど真ん中なんだが????

…とリューンに対する未練を語っていたら本当に収拾がつかなくなるので話を戻すことにする。




また時は流れて秋、私事だが大学の実習で海外に行き、1ヶ月テレビもネットも見れない生活をすることになった。

オタクからテレビとネットを取り上げると、残るものは発狂のみだ。

私はどうやってこの気が狂いそうになる1ヶ月を乗りきったかと言うと、事前に携帯に入れて置いたダイヤモンドスマイルの動画である。

本当に狂っていた。1日30回は聞いていた。

こんな言葉をよく聞く。。
「本当にダメな時に救ってくれた推しからは絶対に逃げられない」

本当にそうだ。辛くて仕方なかった毎日、大橋さんの歌声、7人の煌びやかな笑顔に救われた。彼らの輝きが私の心の光だった。

「瞬きが終わる頃僕だけの君でいてね」

ラスサビ前の大橋さんのソロ。
本当にこの歌詞とこの時の声が大好きで、聞く度に心臓を鷲掴みにされる。いや、もう心臓を潰される。

本当にこのパートが好きだ。アイドルとして100点満点の歌詞。
この時の大橋さんそのものがまさにダイヤモンドスマイル。光り輝いている。
このパートを何回も聞くうちに、私は改めて彼の「アイドル」としての才能に気がついてしまった。

だってカメラ越しに目が合う。本当に。
私は友人に「ここの大橋さん、私の事見て言ってるやんな!」などと妄言を発し、1回疲れているだろうから今日は寝ろ、とまで言われた。こっちは真剣である。

そしてこのあたりから、大橋さんに生で会いたいという願望が生まれ始めた。



そんなこんなで実習も終わり、さらにパワーアップしたゴリゴリの大橋担になって日本に帰ってきたのだが、そこでなんとなにわ男子単独ツアーが決まる。

今までJUMP以外の現場には微塵も行く気がなかったのに、気がつけば応募していた。

まあ長々と綴ってもしょうがないので結論から言うと、全滅だった。

最初はしょうがないか、と片付けていたが日に日に大橋さんへの思いは重くなっていき、チケットがないという現実に打ちのめされる。
Twitterでお譲りしていただこうと探してみるも、皆石油王相手に売るのか?というレベルの値段。何十人にDMを送っては「お譲り先は他の方に決まりました。」のお返事。

正直メンタルはズタボロだった。

この時私生活の方でも色々あったこともあり本当に精神的に参っていた。
ダイヤモンドスマイルを聞きながら泣いていた。(本当にキモイ)

このチケットが無い、大橋さんに会う権利が無い期間は、私の心の中での最大の絶望はなにわ男子であり、最大の希望はなにわ男子だった。

なにわ男子で絶望を感じ、なにわ男子を摂取して希望を得ていた。

アイドルはすごい。
ひとりのオタクに死にたくなるほどの絶望と死にたくなるほどの幸せ両方を感じさせることができるのだ。

初日のレポでセトリを知って大好きなJUMPの曲も歌っていたのを知り死ぬほど泣いた。
あんなに悔し泣きしたのは高校の部活以来だった。

たしかオタク友達に「こんな気持ちになるなら出会わなければよかったァ〜!」と言いながら泣きすがったりもしていた。怖い。



そんな中、なんと大阪城ホールでの追加公演が決まった。
嘘だろ。これほど関西に生まれてよかったと思ったことはない。
次こそ絶対に当てたい。どうしたらいい?生贄でも捧げるか?



色々考えた末、神社を作ることにした。


は??

こいつなに言ってんだ?と思ってくれても構わない。取り敢えず聞いて欲しい。

私はこんなにもゴーゴーエキスポから始まりチケットが当たらないのは私の大橋さんに対する信仰心が足りないからだと思った。割と本気で。

なので、神社を建設したらその信仰心が認められ、チケットが当選するのではないか。という考えだった。

(というかいちいち神社に行くのがめんどくさい)といいつつ、後日新大久保の有名な皆中稲荷神社にも参拝に行ったが。



その時の写真がこちら



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いやざっっっつい!!


信じられないほど雑。何故バックに鳥居がある??

ちなみに手前のかわいいあすかなちゃんは絵のうまいルームメイトがくれた。

(正確にはこれはすこし改築した後である。)



手前の肌色の物体は賽銭箱。実際に数回お賽銭を投げてお祈りした。



これを作った時、神社に土下座する私を見て周囲にはとうとう気が触れたかとガチめに心配してきた。




だが私はそれぐらい必死だったのだ。

それぐらい大橋さんに会いたかった。




チケット当選祈願のためにここまでしたのは初めてだった。



そして、運命の11月27日。


私は、やっと大橋さんに会うための夢のきっぷを手にすることが出来たのだ。






(普通にチケットって言え)


 




②に続く



ひとまず長くなりすぎたので、一旦一区切りにする。次回完結予定。
果たして、大橋さんに会った私はどうなってしまうのか。乞うご期待!